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『エルミナージュⅡ』(PSP)
タイトル:『エルミナージュⅡ 双生の女神と運命の大地』
ハード:PSP
発売日:2009年10月29日
メーカー:スターフィッシュ
ジャンル:3DダンジョンRPG
状態:クリア(1周目ラスボス撃破まで)
プレイ時間:約75時間

ひとまずラスボスを倒したのでレビューです。
実はクリア後の隠しダンジョンやら2周目(やる気だ)やら、まだまだやることは残ってるんですが。何かしばらくプレイしてそうな勢いなので、ここで一旦区切りということで。

なお以前もチラッと書いた記憶がありますが、俺はこういうウィーザードリィ系のゲームをガッチリやったのはこれがほぼ初めてです。
PS2の1作目もやってないしリメイクされたDS版もやってないし、過去もBUSINを軽くやった程度(すぐ投げた)の初心者Wizユーザーです。いやゲーマーとしてどうかと言われたら相当ヘビィではあるんでしょうが。

その辺の前提を踏まえて以下レビュー本文へ。


■世界観/シナリオ
何気に高評価。全然期待してなかったのに思った以上に楽しめたと言いますか。
前作をやってない分、世界観に関しては若干難解に感じる部分が多かったってのはありますが……それでも何とか付いていけるレベルではあるし、シナリオ自体も描写が少ない中でまとまっていたように思う。

まぁNPCの会話テキストがかなり軽妙というかはっちゃけてるので、その辺で好みが分かれる部分はあるでしょうね。
個人的にはかなり楽しめましたけど。ひたすら暗いかと思ってたらギャグでした、みたいな。それでいて本筋はちゃんとシリアスだし、えーと、ネタバレになるのでハッキリ書けないけど某キャラの怒りや悲しみは胸に来るものがありました。うん、良かった。


■グラフィック
モンスターデザインが秀逸。グラフィックに関してまず挙げるならコレ。
独特ながらも魅力的です。多少色違いはあるけど、400種類前後?と多様性も充分。まぁ前作からの流用も多いのかもしれませんが、俺はこれがシリーズ初プレイなので気にならず。しかもそのほとんどを召喚モンスターとして契約でき、結婚システムで子供を作れるってのは凄いなと思う。結婚システムはまだ一度も活用してないけど!

逆にダンジョンの背景など3D部分に関しては割と微妙なクオリティ。
すぐに慣れるんですけどね。いわゆる洞窟のようなダンジョンだけではなく、森や山や砂漠、遺跡や雪原や海中など見た目のバリエーションが多いのは良かったです。ダンジョン数も20近くあってボリュームは充分。


■サウンド
前作から流用についてはよくわかりませんが、全体的にハイレベルだと感じました。
テンションの上がる探索BGMもあるし、コミカルなシーンやシリアスなシーンでのギャップなんかもイイ。まぁずっと聞きすぎて正直麻痺してきてる部分もあるんですけど。

あと何気にSEが良い気がする。
特に首切りの音がですね……今のところ首切られるケースの方が圧倒的に多いってのがアレですが。くそー、そろそろ忍者作ってみようか。


■キャラ
ウルナとラグナスティアの可愛さは異常。ジェラとミルコの可愛さも異常。
全体的にNPCは人間くさくて好きです。まぁ先にも書いた通り、好みは分かれるでしょうけど。良識人が本当に少ないゲームですよ。


■バランス
難易度的な面で言えば、クリアするだけなら高くない、はず。ストーリー上のボスが弱めなので。ラスボスなんてLv90超えの戦士の一撃で倒せたし。さすがに「えっ?」て声が出ました。
まぁ1戦目の時点でこっちも1人死亡、2人石化してて必死だったけど。基本「殺られる前に殺れ」なバランスなのかもしれません。

じゃあヌルゲーかというと、そんなことも無く。
基本的にザコが容赦ないのよね。奇襲くらって1ターン目に壊滅状態なんて日常茶飯事。ランダムで出現するライバルパーティは鬼のような強さを誇り、ストーリー的にはやらなくてもいいクエストでの戦闘は相当キツいのも用意されてます。特にキャロンのクエはキツ過ぎだろ……ちょっと心が折れかけたわ。

クリア後の隠しダンジョンではラスボスなんて目じゃないクラスの敵が登場するようで、ラスボス自体もやり方によっては尋常じゃなく強化することも可能なんだとか。オラ、ちょっとワクワクしてきたぞ。
じゃあマゾゲーなのかというと、そんなことも無く。基本ダンジョン内だろうがどこでもセーブ出来るため、慎重に進めれば「奇襲で○時間がパーだよ!」な事態も起こりません。戦闘自体の難易度は高めだけど、それをカバーするシステムがあるという……まぁ個人的にはどこでもセーブは必要無かったんじゃないかとも思いますが。ティオメンテ(ワープ)があるわけだし。「もうちょっと進む?ここで引き返す?」という方が緊張感があったような気もする。

なおその他の点では、職種間のバランスが良いゲームだなと感じました。
たくさん職業がある割にはどれも特徴があって、そんなにキツい優劣は無いようですし。それ故にパーティ構成で凄く悩むんですけどね……「これがベスト」というのが存在せず、プレイヤーごとに異なるパーティ構成になるってのは素晴らしい。


■快適性
これが凄い。俺がこのゲームで最も評価してる部分がここ。
wiz系のゲームはほぼ初心者なのでわからないんですが、歴代wizもこれくらいがデフォなんでしょうかね。だとしたらノウハウが為せる技なのだろうか。

まず挙げられるのが、コンフィグの多様さ。移動アニメーションや戦闘アニメのON/OFF、戦闘中のメッセージスピードの5段階設定、方向キー↓の機能を「後ろを向く」か「後ろに移動」選べる点、etcetc。
最近設定をいじって気づいたのですが、移動アニメや戦闘アニメをOFFにしてメッセージを最速にするとゲーム自体のスピードがかなり上がるのね……これまでも別に遅いとは感じてなかったんだけど、余りの速さにビビりました。何これ。むしろ早すぎて移動アニメはONに戻したくらい。

ロードの少なさも特筆すべき点だと言えるでしょう。ダンジョン侵入時にわずかロードするくらいで、後はほぼ無し。戦闘時やメニューオープン/クローズ時にほとんど引っかかりを感じないってのが凄い。
唯一ゲーム起動時にかなり長い(とてもとても長い)ロードが入りますが、ここで頻度の高いデータをメモリに載せてるのかなぁ……詳しいところはわかりませんけど。メディアインストールに対応してるとは言え異様に速い。PSPのゲームでここまで読み込みに気を遣ってるゲームなんて他に無いんじゃないでしょうか。起動時の長さについても、PSPならスリープ機能の活用で問題無いし。ハードの特性をきちんと抑えた仕様と思います。

その他、キーレスポンスの快適さやコマンドリピートの存在など、開発者の「快適にプレイさせる!」という執念すら感じます。推測ながら、ここに相当時間をかけたんじゃないかなと。もし前作も同じ設定があったのなら、前作の時点で凄い。
メニュー画面のデザインがシンプルだったり画面切り替えのアニメが無いのも、読み込みを軽減するためなんじゃないかな……企画・プログラム・デザインの全てが上手く噛み合わないとこうはならないでしょう。チーム個々の意識が高いのか、ディレクターの手腕が優れているのかは推測の域を出ませんが。デザイナーなんかは自由にさせると無駄に凝ったモノを作ったりしますからね。ソースは俺の体験。

他タイトルの名前を出すのもアレですが、正直同じ3DダンジョンRPGでも女神転生SJあたりより余程快適です。ハードの特性的に不利なはずなのに。
また同じPSPで快適と言われてるサカつく6も俺はやってますが、エルミナージュに慣れるとサカつくの画面切り替え時のフェードが鬱陶しく感じられます。そんな演出いらねーからパッと画面切り替えろよ!みたいな。そういう意味ではエルミナージュに慣れ過ぎるというのも問題なのかもしれない。他のゲームをやった時にストレスが増えるという意味で。


■フェイスロード
これはPCなどで用意した画像をPSPに取り込み、キャラクターの顔グラフィックとして使えるという機能のことなんですが……素晴らしい。結局これが無ければ俺はこのゲームに手を出してなかったんじゃないかと思います。
特にwiz系のゲームってのはキャラクターを基本全て自分で用意することになるので、非常に親和性が高い機能と言えるでしょう。思い入れが段違いです。

よくこんな機能作ったなぁと思う。だって他にこういうことをやってるゲームって……少なくとも俺の記憶には無いもの。
顔グラ以外にも呪文名を自由に変えることが出来たりと、ユーザー的に「あると嬉しい」をたくさん入れ込んでますよねこのゲーム。技術的にどうこうより、開発者の姿勢に感心します。


■不満点
・説明不足な点が多い
まぁこれは敢えてそうしてる部分も多いんでしょうが。特にwiz系初心者の俺なんかは慣れるまで色々戸惑う部分が多かったです。wiz経験者なら問題無いんでしょうけどね。

・アイテムの所持可能数が少ない
やっぱり10は少ないよ……フル装備すると装備品だけでアイテム欄8個埋まるし。まぁ「後衛は敢えて装備を少なくする」とか「盗賊は盗む用にたくさん空きを作る」みたいなのもゲーム性の一つになってるような気もしますが。だがせめて12個持てるようにしてくれ……!

・メニューの使いづらさ
いわゆる普通のRPGとかだと「メニュー→呪文→使うキャラ→使う呪文」の流れになるわけですが、このゲームだと「メニュー→キャラ→呪文→使う呪文」という流れになります。何をするにもまずキャラ選択。これがちょっと不便に感じる部分もあったり。すぐ慣れますが。
他にも施設選択画面でメニューを呼び出せなかったり、錬金倉庫に入るのが面倒だったり(無料になっても毎回はい/いいえを聞くなよと)……ま、全体の快適さを考えると些細な点ではあります。

・割とバグがある
wikiのバグ情報を見て気を付けていれば特に問題はありませんが、それにしても結構数があるなと。予算的、人数的、期間的に色々厳しかったんでしょうか。


■総評
大・満・足!
いや正確にはまだ現在進行形でプレイしてるので、終わったかのように満足と書くのは間違ってるかもしれませんが。今年プレイしたゲームの中でも上位に入るのは確か。何かこう、じわじわくるゲームなんですよね。プレイすればするほどに、知れば知るほどに評価が上がってくると言いますか。

基本的にはダンジョンに潜ってLv上げてレアアイテムを探す、というところに集約されるゲームなんですけどね。
ただLvの上限は果てしなく、徐々に伸びていくハイマスター能力のおかげで成長させる楽しみがある。アイテムも膨大な数が存在し、敵から盗めるアイテムまで含めたら気が遠くなるほど。強力な敵と召喚契約を結んだり、それを利用した結婚でチート能力な子供を作るという人もいるでしょう。やり込もうと思ったら果てしなくやり込めるゲームなんだと思います。

俺も70時間を超えてやっとクリアしたところだけど、むしろこれからが本番なんじゃないかという気が。
まるで終わりが見えねぇ……望むところだけどな!とりあえず隠しダンジョンに特攻してくるよ!


といった感じでベタ褒め状態ですが、人を選ぶゲームであることは間違いないため、このレビューを読んで気になったという人もその点はご注意くださいませ。
またwiz系ゲームに思い入れがある方においても、「こんなヌルいのwizじゃねぇ!」と思われる方がいるかもしれません。というか実際そういう意見もネットでは見かけます。が、wizのそういった厳しさがスポイルされているからこそ、俺のような人間でもハマったのかもしれないなと。うん、マジでここまでハマるとは思わなかったぜ……

つーかこういうゲームこそDL版をだな。
出してくれたらお布施目的でもう1回買っても構わないよ!頼むよ!でないと俺のGoが死んでしまう!


■オマケ:スタッフロール
何というか……小宮山無双でした。
いや、小宮山大介って人が何度も何度も出てくるんです。思わず吹いた。確かプロデューサー・ディレクター・企画・シナリオ・スクリプト・ゲームデザインで計6回出たような。どんだけ頑張ったんだよ。お疲れ様でしたとしか言いようがありません。

つーかスタッフ自体が非常に少ないのよね。

企画:2人
プログラマー:2人(外注?)
2Dデザイナー:5人
3Dデザイナー:2人
OPムービー:1人
サウンド:そこそこ
プロモ:3人

くらいだったような。ひょっとしたらこの中でも被ってる人がいるかもしれない。
前作からの流用が多いだろうとは言え、この人数でこれだけまとまったゲーム作れるんだものなぁ……ただ「デバッグ」というカテゴリが無かったのは気になりましたが。まさか開発メンバーだけでやったんじゃないよな……


以上、長い!長すぎる!
つーか俺、褒め過ぎてて我ながら信者っぽくてちょっとキモい!

ゲームレビュー | 【2009-11-25(Wed) 02:03:01】 | Trackback:(0) | Comments(-)
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