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『無限航路』(DS)
タイトル:『無限航路』
ハード:DS
発売日:2009年6月11日
販売:セガ
開発:プラチナゲームズ/ヌードメーカー
ジャンル:RPG
状態:クリア
プレイ時間:48時間(1周目クリア)+6時間(2周目途中)

やべぇ!ロロナ前に更新しようとしてすっかり忘れてた!
というわけで慌ててレビューです。

一応2周目を地味に進めているものの(それもロロナが来てしまったことで完全放置されそうだけど)、ここから評価変わることは無さそうなので。
以下レビュー本編へ……と、多少ネタバレっぽい文章が含まれているのでその辺はご注意ください。


■シナリオ/世界観
面白かったです!というお前は小学生かと突っ込まれそうな感想ですが、まぁ面白かったんです。
地上から宇宙を見上げるだけだった少年が船を得て旅に出て、広大な宇宙を冒険するという雰囲気は良く出ていると思う。また戦争なんかも割とシリアスに描かれ、お互いの正義がぶつかり合う様はかなり熱い。

うん、やっぱり人間同士の争いって面白いですね。ファンタジーによくありがちな人間VS魔物の戦いだったりすると、大体のケースにおいて人間側の都合で物語が描かれますが、人間同士なら例え敵側であっても敵側の都合があったりするわけで。
そういう意味ではこのゲームのラストはライオス戦だったんだろうなと。ぶっちゃけその後の戦いは蛇足な印象が。スタッフもその辺は自覚してるのか、ライオス戦だけボーカル曲が流れますしね。

「最期の言葉が女の名前なんて認められるかー!」(うろ覚え)

は名ゼリフだと思う。アレは記憶に残る素晴らしい死に様。
このゲームでは敵味方関係なくキャラが割と死んでいくのも良かった。全員無事でハッピー!なんてご都合主義的な展開は完全に無視され、例えメインキャラであってもシナリオの展開によって無慈悲に死んでいきます。そういうのって小説なんかではよくあることですが、ゲームのシナリオでやったのは勇気があるなーと思う。

全体的な雰囲気で言えば、銀河英雄伝説に似ているかもしれません。開発者もインタビューで影響されたみたいなこと言ってた気がする。
というわけで銀英伝好きなら結構受け入れられるんじゃないかな……え、俺?大好きだよ銀英伝!


■グラフィック
ある意味このゲームで一番残念な部分。DSだからということを差し引いてもショボい。
キャラの立ち絵やイベントCGなんかは問題無いんですけど、戦闘などの3Dポリゴン演出が残念過ぎます。2chあたりで言われてた気がしますが、戦艦が撃破された時の見た目はまるで「板チョコがパリーンと割れたかのような」安っぽさ。

戦艦なんかも原画で見ると格好いいのが多いのに、ゲーム内ではジャギジャギな上に表示が小さいので「この艦見た目カッコEEEEE!」的なものが余りありません。
予算の都合でDSを選んだそうですが……ここは大事だったんじゃないかなーと思えて仕方ない。


■戦闘システム
細かい不満は後ほどまとめますが、全体的に不親切でわかりにくい。
中盤以降は割とやれることが増えてくるものの、やっていて楽しいかと問われると「そうでもない」と答えざるを得ません。

バランス自体もイマイチ。というか艦載機シヴィルの性能が強すぎる割に登場が早いため、60機積める空母を1~2隻ほど用意してしまえば後はどうとでもなるという。強いボスなんかも密着すると大した攻撃をしてこないヤツがほとんどなため、密着→艦載機でフルボッコで終わるケースがほとんど。
つーかこれは開発側のミスなんじゃ……シヴィルが万能過ぎてそれ以降に出る艦載機が全て空気になってるんですけど。


■キャラ
これは素晴らしい。敵味方問わず、良い味出してるキャラがたくさんいます。
わかりやすい萌えキャラなんかはほとんどいませんけど。メインキャラなどは少年編と青年編で2度美味しいってのも良いですね。ユーリのガチムチ化とティータの劣化っぷりは衝撃的過ぎるけどな!

個人的ランキング(男編)
1位:ルキャナン・フォー
 →小物かと思ってたら青年編での格好良さに惚れた……何故メインキャラじゃないんだ!
2位:ダンタール
 →こういう忠義の副官キャラ好きなんです。兄貴も良かった。
3位:ジェロウ・ガン
 →ジジイキャラに萌えたのは初めてかもわからんね。

個人的ランキング(女編)
1位:メリエルエラ・フィルチ
 →何故お姫様ENDを用意しなかった……!
2位:チェルシー(青年編)
 →この俺がメインヒロインに惹かれるだなんて……イーッてなるよ?
3位:マーマ・ソユー
 →超サブキャラ。何でネージリッド人は美人が多いんだろうね?

以上……しかしまとめててわかったのは、男の方が良いキャラ多いなってこと。まぁ全体の比率からいって男キャラの方が多いんですけど。
主人公のユーリや敵であるライオスも好きだし、俺は見てないけどルートによってはロエンローグあたりもかなりの見せ場があるらしく。かなりの数の登場人物がいるのに、個性的なキャラが多いってのは素晴らしい。


■不満点
スッゴクたくさんあるよ!

・グラフィックが荒い
↑で書いたので省略。

・インターフェイスが不親切
さすがにタッチペン必須というのは……内装の配置なんかは便利だけど、そこは十時キーで良いだろってとこまでタッチペン操作を要求されるのが結構なストレス。なら全部タッチペンでやれるとかというと、メッセージ早送りだけはLRボタンだったりしてこれまた微妙。
操作以外でも、2画面あるのに見たい情報が表示されない画面なんかも結構有り。セーブに時間がかかるのも悪印象。

・マップがわかりづらい
星と星がどう繋がっているのかパッと見で凄くわかりづらい。また、ワープゲートがどこに続いているのか、そこまで行ってみないとわからないってのは酷い。
○○宙域に行くぞ!と言われても○○宙域にどこから行けば良いのかわからないという……やってりゃ慣れるかと思ったけど結局最後まで慣れなかったよ!というかネーミングが全体的にわかりにくいのも問題だと思う。

・意味のない3Dダンジョン演出
これ必要だったんだろうか。ほとんど一本道なのに、無駄に移動演出が入るのが非常にめんどくさい。
まぁ最初はもっと凝ったものになる予定だったんだろうな……

・ループする酒場の会話
ランダムは止めてよ……一通りの会話見たら「特に話す相手はいないようだ」みたいにすれば良いのに。何回も何回も同じ会話が繰り返されるのは苦痛。少年編の「エピタフねぇ…」というトーロのセリフは夢に出そうだ。

・テキストが中途半端にひらがなで違和感
どう見ても子供向けの話じゃないのに、中途半端にひらがなが多くて読みづらいテキスト。「弱にく強食」って何だよ。
自作フォントの問題だとは思うのですが……話がシリアスだけにそこはちゃんとして欲しかったわー。

・金稼ぎの面倒くささ
全体的に金が足りないゲームなのに、金稼ぎが作業過ぎる。すっごい眠くなる。何でも企画当初は「貿易」なんかのシステムがあったそうだけど、スケジュールの都合で入らなかったんだとか。

・戦艦カスタマイズが微妙
発売前は売りにしてた気がするのに、大してカスタマイズ出来ませんでしたというオチ。つーか外観を全く変えられないってのはさすがにどうかと。内装も部屋をパズル風に配置していくだけだし、正直肩すかしの感は否めない。
ファミ通.comの記事に『無限航路』最大の醍醐味は自分だけの戦艦を造れること!というのがあるけど、嘘だっ!と突っ込まざるを得ない。どう考えても最大の醍醐味にはなってないだろ……

・2周目の引継ぎ要素が微妙
レベルと資金は持ち越せるのに艦船設計図やモジュール、名声を引き継げないのかよ……なので2周目をやると「金はあってもショボい船しか買えない」という何とも微妙な状態に。そこは俺強ぇー!プレイさせてくれても良かったんじゃなかろうか。

・何のヒントも無しに突然発生するゲームオーバー
さすがに選択肢1つミスっただけでゲームオーバーになるってのは如何なものだろう。というか全体的にヒントが少なすぎるゲームだと思う。

・クリア後にイベントCGが確認できない
見たかったよ……人物データベースとかあるんだったらCGギャラリーくらい用意してくれよ!


以上、大量の不満点でした。そりゃお前のワガママだろ的なモノも含まれてますが気にしないでください。
まぁ今思い出せてないだけで、これ以外にもまだまだありそうな気はするんですけどね……


■総評
色々と作りが荒い、けど世界観にハマれる人なら凄く楽しめるゲーム。という感想です。
惜しいゲームではあるんですけどねー。これでもう一つ柱(戦闘システムやカスタマイズなど大きな要素)が良く出来ていたら手放しで褒めても良い気がするんですが、どうもゲーム性に直接関わるシステム面で残念な部分が多く。

確か開発のヌードメーカーとプラチナゲームズはこれが独立して初タイトルだったと思うので、その辺で経験の無さが露呈してしまったのかもしれません。
結局ゲームは一人で作るもんじゃないんで……どんなにディレクターにセンスがあって完成形がハッキリ見えていたとしても、それを実現するメンバーの能力が足りなかったらどうしようもない。

レビューサイトなんかを見ても余り評判はよろしくないようで、決して人に広くオススメ出来るゲームとは言えません。
でも俺は楽しめました。序盤10時間くらいはキツかったけど、最終的にはこのゲームをプレイ出来て良かったと思えます。だから銀英伝などが好きで、多少の失敗は挑戦には付きものだよ!という剛の者はチャレンジしてみるのも良いかもしれません。ただし自己責任で!自己責任でお願いします!


■オマケ
そういえば昨日、戦闘システムの解説ムービーが公開されたようです。

( ゚Д゚) ……今頃!?


ゲームレビュー | 【2009-06-26(Fri) 23:58:05】 | Trackback:(0) | Comments(-)
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